【IPA-基本情報技術者試験】個々のレベルに応じた試験対策方法の紹介

資格

はじめに

IT業界に進んだ人なら一度は耳にしたことがある資格の1つである基本情報。

筆者も未経験からシステム業界で働くことになったときに最初の目標として定めて勉強しました。

最初に言っておくと、私は3回目の受験でようやく基本情報を合格することができました。

つまり、筆者はどちらかというと不器用なタイプではありますが、その分「もう一度やるならこうしておけば良かった。。。」と思う部分も多かったので今回記事にまとめました。

これから受験を考えている人は反面教師に、何度か受験しているけど受からないという方は、是非とも参考になればと思います。

基本情報技術者資格とは?

ITエンジニアや情報システム部門向けの登竜門的な資格試験です。広い範囲から出題されるため、未経験者が最初に受ける資格としても選ばれやすい傾向にあります。

年に2回(4月、10月)に受講することでき、受験料に¥5,000かかります。

詳しくはホームページをチェックしてみましょう!

基本情報を受けるメリットは?

●ITの基礎知識を体系的に学ぶことができる
基本情報は問題の難易度は高くありませんが、試験範囲が広いです。そのため、これに合格しようとすると、必然的に広く浅い知識を身につけることになります。(そういう意味では、本当によくできた試験内容です)

特に、自分がそうですが元々ITの勉強をしたことのなかった人などは、上司や先輩の言っていることが理解できるようになったり、自分の担当しているところ以外の技術要素が理解できるようになったりと、実際に仕事していても自分のIT知識の基盤となったことを実感しています。

●スキルや知識レベルの証明
就職や転職時の決め手にはなりませんが、一定の知識レベルであることを証明する手段としては有効です。

●知識量の偏りを再確認することができる
ある程度の熟練者や複数回受けている人の場合は、どの分野の理解が弱いのかを知ることができます。

これが結構面白くて、自分がテクノロジ系かマネジメント系のどちらに偏りがあるのか、とか、テクノロジの中でもネットワーク系は弱い、という自分のステータスがはっきりと数字に現れます。

合格までの勉強期間の目安

未経験者の場合は3ヶ月程度とよく言われます。プログラミング経験者や、情報系学科出身者だった場合は1~2ヶ月程度なんても言われます。

まぁでも実際に試験を受ける上での知識レベルはこれだけではわからないので、あくまで目安でとして見ておいてください。

難易度と合格率に関して

基本情報の合格率は例年約25%のようです。4人に1人しか受からない計算です。

しかし、これは決して試験の難易度が高いことを表している訳ではありません。勉強をせずに受験をする人や受験料は払ったけど当日こなかった人が大半を占めているというのも原因の1つです。

基本情報は知名度の高い試験なので、学生や社会人などの多くの方が受験します。中には自身の意志ではなく、学校や会社の指示で受けている方も多いので、とりあえず受けて帰るようなタイプも中には大勢いるので、このような数字が出てしまうのだと思います。

正直、基本情報は適切に勉強をして、かつ諦めなければ誰でも受かる試験だと考えています。

合格率などに惑わされず、自分なりに努力した上で試験に臨むのが1番の近道です。

勉強方法(午前問題)

長くなりましたが本題です!

午前問題の対策は、結論から言うとこのサイトを使って過去問題を解きまくるだけです。本サイトは過去問題の出題はもちろん解説もあり、予想問題もあり、そして無料という非常に優秀なサイトです。

基本情報技術者試験ドットコム
基本情報技術者試験の解説No.1を目指すサイト。試験の概要・出題範囲・おすすめのテキストから過去問題の解説まで基本情報技術者に関係している情報を発信しています。わからない疑問・難問があれば掲示板かメールでお気軽にお問い合わせください。

以下が、このサイトを使って実際に実践した勉強方法になります。

1)教科書を買って1週間〜2週間程度かけてざっくり読む(未経験の場合)
全くのゼロからの場合は問題を解くまえに軽く概要を掴んでおくと良いでしょう。完璧に覚えることよりも、流し読みでも一通り広い範囲を読むと良いです。
※別途紹介予定

2)過去問を1回やってみる(★重要)
目的は今の現在地を知るためです。ここで60点取れていなくても全く問題なし。仮に低い点数でも落ち込まずに点数を素直に受け止め、点数に応じて学習計画を立てましょう。

また、この時点ではまぐれで正解した問題は点数にカウントしない方が身のためです。自分の実力を測ることが目的のため、4分の1のまぐれのみであればノーカウントとしておきましょう。

3)結果に応じて勉強するポイントを分析する(★重要)
2)の結果を受けて、勉強する範囲の優先度をつけましょう。

●全然ダメ(0点〜29点)
全体的に基礎力が足りていません。とにかく過去問を全体的に解きつつ解説を読む日々を送りましょう。1日10問などでもいいので、続けることが大切です。1ヶ月もやれば、絶対結果が伸びているはずです。

●まぁまぁ(30点〜49点)
基礎が全くないわけではないが、理解度が浅いか、一部の分野に苦手な傾向にある可能性が高いです。分野別の得点率から、傾向を見極めて弱点があるようであれば、そこの過去問をなんども解いてみましょう。
※テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の大枠3種のうち、どこが弱いのかなど。

逆に点数に偏りがないのであれば、理解度が十分でなかったり、過去問をなんとなく覚えていて解いてる節が強いかもしれない。まぐれで解けたところがないか、あった場合は解説を読むようにしよう。

●おしい・・・!(50点〜59点)
基礎知識は概ね理解していると考えられる。さらに分野ごとの得点率を詳細に分析し、弱いところを優先して勉強してみよう!
※ネットワーク、データベースの分野が安定していないので、勉強するなど

4)勉強+過去問題を解いてみよう
得点に応じて、弱点となる分野をピンポイントで出題したり、全分野を解いて模擬テストをしたりしてとにかく問題を解く経験を積みましょう。

また、大切なのは間違えた問題の解説をよく読むことです。このタイミングで理解を深めるようにすると効率よく覚えることができます。

5)まとめ
過去問実施(測定)

自己分析(課題)

勉強(課題の対策実施)

過去問実施(再測定) ※元に戻る

午前問題は基本はこのサイクルを進めると効率よく学習ができると思います。
60点以上を3回連続で取れるようになっていればかなりの確率で取得ができるでしょう。

午後問題の対策方法

結論から言ってしまうと、午後問題については勉強する必要はありません。

正確に言うと、出題範囲自体は午前問題の勉強で知識習得まで兼ねているので、特別用語を覚えたりと言った必要はないです。

その代わり、過去問題解くなどして問題になれておくこと方が得策でしょう。

強いて言えば、午後問題は午前と比べて用語の意味や仕組みをある程度理解していなければ解くことが難しい傾向になります。きちんと解説を読み込んで、理解度を高めておくと良いでしょう。

私の場合は、応用情報受験時のみ過去問題集を購入して対策しました。

本を買うメリットは解説が非常に丁寧なことです。紹介したサイトでは、午前問題の解説は十分ありますが、午後問題はあっさりしている場合は多いです。値段はかかりますが、午後問題の解説は案外少ないので買う価値があったと思います。

基本情報の場合は、余裕があれば買ってもいいですが、まずは過去問を解いてみて解説がなくて困ったりしてからでも遅くはないでしょう。

悪い勉強方法(完璧に覚えようとする)

とにかく基礎から!と思い問題を解く前に参考書の内容をノートに書いたりして暗記しようとしていました。

このやり方しようとする方案外多いと思いますがハッキリ言います。やめるべきです。

資格取得に1年以上時間をかけるなら別ですが、2~3ヶ月で取得するならばこのやり方では相当時間をかけなければ間に合わないでしょう。

基本情報は午前問題と午後問題の両方で60点取れば合格です。午前問題で言えば、実際には80問中の約48問を正解すれば合格です。そのためには、完璧な知識よりも浅く広く多くのことを知っていることが求められます。

基礎勉強はもちろん大変ですが、概要を理解するレベルで十分ですので、ほどほどで切り上げてどんどん問題を解く時間を割くようにしましょう。

私が最初に1回目で落ちたのはこのせいかと思っています。

まとめ

・まず初めに模擬テストをやって自身の現在地を把握しよう!
・結果を分析し、勉強すべきポイントを見つけていこう!
・とにかく過去問を通して勉強すべし!解説を読み込め!
・受験料は払ったからには、最後まで試験を受け切ろう!

効率よく勉強すれば3ヶ月あれば全くの未経験者でも取得するのは十分可能だと思います。経験者の場合はもっと短い期間でも余裕です。

これから受験を控えている人にとって少しでも参考になればと思います。

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