【書評】10年使えるSEOの基本

2020.03.01 2020.03.03SEO
【書評】10年使えるSEOの基本

書籍基本情報

タイトル:10年使えるSEOの基本
出版社:技術評論社
著者:土居 健太郎

なぜこの本を手に取ったのか?

  • 概要レベルでSEOを把握するため
  • 書籍を読む前の認識は、「サイトで上位に表示するための対策もろもろ」というふんわりした理解レベル

SEOとは

  • Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジンの最適化のこと
  • 最適化することで、検索結果の上位に表示されるようにすることをSEO対策と呼んだりする。
  • コンバージョン(商品やサービスの直接的な売り上げ)につながるわけではないが、流入数の増加に大きく影響するため、WEB集客において非常に重要な要素となっている
  • 本書曰く、SEOは「サイトで上位表示するための技術」ではなく、検索を通して知りたい情報を見つけられるようにするための技術である

SEO成功のための3要素

  • キーワードを考える
  • 価値のあるコンテンツを提供する
  • たくさんのリンクを集める

検索エンジンは、なんのためにどんなことをしているのか?

  • 検索エンジンは、「だれにとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者」であろうとする
  • そのために、クローラーで情報を収集し、インデックスで情報を整理して、即ざに回答できる準備をしている
  • 逆に言えば、クローラーに認識されなかったり、インデックスに正しく情報が登録されていなければ、検索時にヒットすらされない。(意図的にさせないこともできる)

検索する人の気持ち

  • どういう言葉で検索がされているのかを知る
  • 検索エンジンが正しく理解できるようにサイトを作る。
  • みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載しておく。
  • 継続的にサイトにリンクを集めていく。

検索キーワードを見つける

  • キーワードプランナーなどを使って、どういうキーワードで検索をしているのかを調べてみる。意外な言葉あることもあるので、感覚ではなくまずは調べるべき。
  • 流入経路は非常にたくさんあるので、必要以上に特定のキーワードのみに絞らない方が良い
  • ターゲットとしているキーワードから考えられる検索者にニーズや悩みを解決するためのコンテンツを提供することが、何よりも重要である

検索キーワードをサイトに反映させる

反映させるためのメソッド6選

  • titleタグ
  • meta description
  • 最初の見出しにはキーワードを含める
  • ページ内のテキストにキーワードを含め、なるべくページの上部に出現させる
  • 見て欲しい人が使いそうな言葉をなるべく選ぶ
  • 自然な文章で表記する、不自然な繰り返しはNG

良いコンテンツとは?

  • 悩みやニーズを解決できるコンテンツがたくさんあり、上位に表示されているサイトであれば、信頼されるサイトになる
  • GoogleのWebマスター向けガイドラインに目を通しておくと、どういうコンテンツが良質なのかが書かれている
  • 他の人に紹介してもらえたり、リンクを共有してくれるコンテンツを意識すると、リンクが増えていくかも
  • 良いコンテンツを作成すると、多くの人に見てもらえるし、リンクも増える。さらに多くの人が見てくれると、SEOに強くなる。

リンクを集めよう

  • 誰から評価されているか?もページ評価をする上で重要要素の1つである
  • GoogleではPageRankという仕組みで評価している。ただし、これを利用して順位を不正に操作(ブラックハットSEO/ネガティブSEO)できてしまう側面もあるので、注意が必要。
  • 価値のあるコンテンツであることは大前提だが、リンクを如何に増やしていくかもページの信頼性をあげる上では欠かせない要素にもなっている

まとめ

過去の経緯やSEOの歴史についても触れるため、現在の形になっている理由なども含めて解説しているのは助かりました。価値のあるコンテンツが評価されるために、日々検索エンジンのアルゴリズムが進化しているので、こうした動向にも継続して目を向けていきたいと思う。

おまけ〜用語集〜

クローラー

  • 情報を収集する機能のこと。botが定期的にインターネット上のサイトを巡回して情報を収集する。

インデックス

  • いわゆる索引という意味。クローラー収集した情報をインデックスに登録する。この時、おそらくメタ情報などを一緒に登録し、特定のキーワードで検索するとヒットするようになっている

アルゴリズム

  • 検索結果でどのページを上位に表示するか?はGoogleなどの検索エンジンのアルゴリズムで決定している。アルゴリズムの詳細は公開されておらず、たまにアップデートされて順位が変動することもしばしばある
  • アルゴリズムの詳細まではわからないが、「良質な回答を選定する」ことを目指していることは変わりないので、それに合わせて最適化をしていくことがSEO対策につながる

canonical

  • canonicalとは、URLの正規化をするためのタグのこと。
  • 重複するページが複数あった場合、どちらをインデックスするか判断できないので、それぞれ別ページとして評価され、重複したコンテンツとして判断されてしまうが、canonicalを設定すると、検索エンジンに優先させるべきページを伝えることでそれ以外のページは重複ページであることを伝える事ができる。
<head>
<link rel="canonical" href="http://example.com/">
</head>

no-index

  • インデックスに表示されないようにするために記述する。これを最初から書いておけば、検索エンジンでページがヒットしなくなる。Googleのbotなどは巡回するので注意。
<meta name="robots" content="noindex">

Googleアナリティクス

  • サイトの利用状況を自動集計していくれるツールのこと。

ランディングページ

  • 最初に訪れたページのこと。着地ページとも呼ばれる

コンバージョン

  • サイトの目標とした地点(購入やダウンロードなど)にたどり着くこと。CVと呼ぶもの

キーワードプランナー/ウォッチャー

  • どんなキーワードで検索されたかどうかを調べることができるサービスのこと

meta description

  • 直接的にSEO(表示順)には関係しないが、検索時の説明として表示されるため、最終的にクリック率に関わってくる。
  • ちゃんと読む人は少ないが、目に留まる文章を書くことがポイント

パンダアップデート

  • 2011年〜2012年に導入された、低品質なコンテンツを上位に表示しないためのアルゴリズム。昔はコンテンツが多ければ表示されたが、このアップデートによって情報の品質が評価されるように変化した。

ペンギンアップデート

  • 偽装リンクなどの不正検知を強化するアップデート。不正を検出したら、表示順位を落とすといったアルゴリズム。

PageRank

  • Googleがランキングの評価に利用している仕組みのこと。被リンク率でページの評価を行う。Googleの検索エンジンの評価され始めたのは、この機能によるところが大きい。

ホワイトハット/ブラックハットSEO

  • 前者はシステムの思想に準拠してSEO対策をすること。後者はシステムの不完全さを利用して価値が高いように見せかける対策を施すこと。最近はアルゴリズムが優秀になったため、後者では上位表示させることがとても難しくなってきた

ネガティブSEO

  • 相互リンクなどを利用して競合や他社のSEOを下げる行為のこと。




halmuda

愛知在住。社内SEの仕事に疲れて独学でプログラミング を勉強してエンジニアに転身。自社サービス開発。スポ根漫画全般とピロウズと麻雀が好き。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です